「小かぶ 」  千葉県成田市 伊藤 正夫さん
小かぶ柔らかな食感の色白美人
  今回お邪魔したのは、その数あるかぶの中でも 白くて可愛いい小カブを作る伊藤さんの畑。
こちらも秋の季節はずれの長雨と台風の影響で 実の一部が割れてしまっていたり
葉が変色したりで およそ3割以上が出荷できない状態になっていました。

かぶは、春の七草のひとつ「なずな」。

原産地は、アフガニスタン・地中海沿岸地域といわれていて 日本に渡ってきたのも弥生時代という 日本人とはとっても長〜いお付き合いの野菜。

小かぶについてはその後幾度も品種改良されてゆき 現在の小かぶは、東京の金町が原産の「金町小カブ」を 更に改良し、 きめが細かく・真っ白な実が特徴の 美しい小かぶが誕生したのものです。

かぶはお野菜の中でも一番品種改良が進んでいるお野菜なのです。
日本でも各地で栽培されていますが 東京市場では千葉がおよそ75%という一番のシェアを誇っています。

今では、一年中スーパーなどで姿を見ることができますが 旬は、路地もので10月・11月、ハウス栽培のもので12月〜3月。
この頃が一番美味しくいただける時期です。

本来冷涼な気候を好み、15℃〜20℃前後の気温がベスト。
この気温よりも高温・低温の条件では、肥大が劣ってしまいます。

さらに、今回のような高温・長雨にあたってしまうと 芯喰虫(野菜の実や葉の芯を食べてしまう害虫)が発生し 菌の繁殖が活発になると、土に病気が出やすくなります。

薬を使えば簡単ですが 完全無農薬でデリケートな小かぶを生産している伊藤さんにとって お天気は協力者であり敵でもある微妙な関係のようです。

伊藤さんは、そんな小かぶと天気と約2ヶ月近く格闘?し、ようやく収穫を迎えることができるのです。
小かぶは、種を蒔いて5日程度で小さな芽が出て その後間引きした後、球(実)は約1ヶ月半程度で肥大し始め 土の上に盛り上がってきます。
土の中は病気になりやすいので できるだけ中に沈んでしまわないように、硬めの土にして対応をしているそうです。

元はアオナといわれ 葉っぱをお料理に使うのがメインだっただけに この葉っぱは栄養が豊富で美味くいただけます。

小かぶと直接は関係ありませんが 野沢菜もかぶの仲間なのです。
葉っぱを食べても美味しいわけですね。

特にこの小カブは、浅漬けやポトフ、お味噌汁などでも とても美味しいのですが、上品な甘さ、そして舌触りの滑らかさを感じていただくために、サラダやマリネなど生でいただくのがお薦めです。

葉っぱも美味しく食べられるように一生懸命生産されています。 ぜひ葉っぱも無駄にしないで工夫してお料理に取り入れてみてはいかがでしょうか?

 
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※収穫時期ではない場合もございます。ご了承ください。

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