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「サラダ葉野菜いろいろ」  千葉県八街市 古川 隆さん

気温も上がりはじめ、生野菜が一段と美味しく食べられる、そんな季節になってきました。

今やフレッシュサラダも昔とは様変わりし、きゅうりやレタス、キャベツだけでなく
「これは何の葉っぱかしら?」と思う、新しいリーフ野菜が登場してきており
我がはにー★びーにも、あまり見かけなかったお野菜がたくさん入ってくるようになりました。

そんな珍しいお野菜、新しい品種に積極的に取り組んでいる
『リーフ野菜のマイスター』千葉県八街市の古川 隆さんの畑をリポートしてみたいと思います。


ケイティ:今日は。今日はいろいろ見せていただきたいのですが・・・。

古川さん:今出ているのは、サラダからし菜、サラダ菜、ロメインレタス、サニーレタス、リバーグリーン、 スティックセニョール・・・と、えーっと・・・

ケイティ:種類多いですね。(笑)

古川さん:(厚いバインダーを取り出し) 全部で50種類ぐらい作るから、記録しておかないとわからなくなっちゃう。(笑)今の時期は、ロメインレタス、サラダからし菜などがお薦めですね。


ケイティ:ちなみにこのロメインレタスは、いつ植えたものですか?

古川さん:2月に種を蒔いて(厚いバインダーを見ながら)、1ヶ月ぐらい育苗し地面に植えて50日ぐらいで採れるようになります。
ロメイン以外も、レタスの仲間は、育苗が難しくて、発芽させるときに、冬は20℃のヒーターに入れて温め、夏は冷蔵庫に入れて冷やすんです。20℃以下でもダメだし、25℃以上でも芽がでません。
昔は、夏は冷蔵庫じゃなくて、井戸に吊り下げて冷やしたんですよ。

ケイティ:手が掛かりますね。注意点はそのぐらいですか?


古川さん:風に弱いので、ネットをかけて保護します。

ケイティ:なぜそんな手が掛かるリーフ野菜に取り組もうと思われたんですか?


古川さん:玉レタスなどは、一度に大量に収穫できるように、種を改良されているのですが、うちみたいに大量生産を目標としないところは、一年を通してコンスタントに出荷できる方法がいいのではないかと考え、リーフ系のものを数多く作ったんです。

リーフ系のいいところは、ベビーリーフ等のように、小さい頃から出せるし、大きくなっても普通に食べられるので、その分出荷の時間を長く取ることができるんですね。融通が利くんです。玉レタスだと、収穫を迎え3日置いたらダメになってしまうから。

ケイティ:畑の有効活用も大切ですね。


ケイティ:リーフ系というと、キレイな葉が命ですよね?古川さんは、完全無農薬ですから、常に虫との戦いになりませんか?

古川さん:防除の方法はいろいろあるけど、物理的防除として、卵が産まれないようにネットを掛けることを必ずします。

リーフ類は、成長が前半はゆるめで、後半スピードアップするので、とても小さいうちに保護しておけばある程度丈夫に育ちます。

( 葉を見ると確かに、無農薬とは思えないほどキレイでした。 )

ケイティ:
本当にキレイですね。穴があるぐらいの方が安全で美味しいってことで私は解釈しますけど。

古川さん:本当に無農薬か?というクレームを受けたことが過去にあります。なまじキレイだとそうなっちゃいますね。

有機を求めるお客さんは、おっしゃる通り、小さい穴ぐらい無言で納得してくれますから。

そもそもレタスは、キク科だから、虫には強い方ですし。ちょっと苦いでしょう?あれはキク科である由縁。

ケイティ:そうですね。虫除けのキクもあるぐらいですしね。


ケイティ:やはり無農薬、無化学肥料を守ることは手間が掛かって大変ですよね?

古川さん:昔は、低農薬、低化学肥料とかでやってきて、今は完全無農薬にしたんですね。でも、案外大変ではなかったと思っています。

元来の・・・それが自然の作り方だから。
少しの手間だけで、無農薬が可能となるのならと思っています。

ケイティ:このあたり全て無農薬の生産者なのですか?

古川さん:完全無農薬で?というと、そうでないところもあります。
でも、法律で決められた緩衝帯を設けて飛散防止をしていますので、その辺は問題ないですよ。とうもろこしとか、お茶とか植えています。


ケイティ:このリーフたちはいつ収穫されるのですか?

古川さん:朝早めに採ります。できるだけ痛みが少なくなるよう品温が上がらないうちに採るんです。

ケイティ:なるほど。繊細なお野菜ですからね。

今こちらで見せていただいているお野菜それぞれのセールスポイントを教えていただけますか?


■サラダ菜

古川さん:サラダ菜は、水耕栽培が多いけどうちは土耕。だから生産には多少時間がかかりますが、日持ちがしますよ。
サラダの下敷きなど飾りの役目が多いけど、柔らかいし、お浸しなどにしても美味しいです。


■ロメインレタス

古川さん:ロメインは、歯ごたえが一番の魅力ですね。

それに意外といろいろな食べ方があるんです。
シーザーズサラダが一般的ですが、肉厚で、水分が少なくべたべたにならないので、サンドイッチにも向いています。

そして何と言っても熱を通すと美味しくなること。
中華料理のようなソテーや、チャーハンに最適。

うちでは、はるさめ・胡麻油を入れたピリカラのエスニックスープにします。
あまり火を通しすぎないことがポイントなので、最後にさっと入れてください。

トマトとも相性がいいですね。

ケイティ:これから夏に向けて身体にもよいメニューですね。


■スティックセニョール

ケイティ:これは、ブロッコリーですか?

古川さん:これは、茎ブロッコリー。
「スティックセニョール」っていう新しい野菜。
ブロッコリーは真ん中に花芽が出て、それが大きくなったものなんだけど、これは、その真ん中を取ってしまって、わき芽を伸ばしてその茎を食べるんです。

20cmぐらいに揃えて出荷するから見た目は菜花みたいな感じですね。
味もアスパラガスみたいでブロッコリーと全く異なっています。
とても美味しいですよ。

ケイティ:調理もしやすそうですね。

古川さん:茹でてそのままでも、炒め物、和え物何にでも使えますよ。


■サラダからし菜

ケイティ:からし菜は、あのよくお漬物などにするからし菜ですか?

古川さん:これは、サラダ用に改良したニューフェイス。
だから、生で食べるのがお薦めです。熱を通してみたけど、辛さが消えてしまった。(笑) とって食べてみて。

ケイティ:
(食べてみました)
ちょっと水菜に似ていて、しゃきっとしてますね。
最初は、感じませんが後から洋辛子味がします。美味しい。
からし菜って名前だから、和風のメニューに結びつけてしまっていましたが
イタリアンサラダとかに良さそうですね。

古川さん:
トマトやルッコラなんかとマッチすると思いますよ。



■ミニちんげん菜

ケイティ:これはまた可愛いですね。

古川さん:ちんげん菜ってスープとか炒め物に使われますよね。
大きいものだと切ってしまわなければいけなくて、ちんげん菜の形無くなってるでしょ?
それが、ミニサイズだと、そのまま使えるというので、重宝され初めているんですよ。
最近ラーメンのどんぶりの中にそのまま入っているの見かけるでしょ?

手間が省けて便利ですよ。

ケイティ:味は変わらないんですか?

古川さん:まったく変わりませんね。




ケイティ:たくさんのお野菜のお話、ありがとうございました。
新しいお野菜もあってどんなレシピだと美味しいかな〜と
興味でいっぱいになりました。

古川さん:
自分達も野菜をつくることも勉強してるけど、種苗会社からの説明書や、料理の本などを見ていろいろ考えているんですよ。

新しい野菜を作ると必ず「どうやって食べるのですか?」って聞かれますからね。

ケイティ:お忙しい時間にお邪魔してすみませんでした。 ありがとうございました。




2ヘクタールの畑のあちらこちらに白い柔らかいネットがかけられ
その下にはいろんな種類のリーフ野菜達が
青々とした姿で収穫を待っていました。
(このネットをかけるのも大変な作業ではないでしょうか?)




こんな風に、お茶の木を柵にして植えています。
お茶の木は浄化作用があるそうです。

↑フェロモンボックス(正式名は不明。)
遠くて見難いですが、真ん中に透明の箱が設置されています。
これは、夜蛾から葉を守る為の秘策。
箱の中には、フェロモンと同様の働きをするものが入れてあり
夜蛾は、異性がいると錯覚し、箱の中に入るのです。
入ったら最後外には出られないという仕組みになっているもの。
虫の世界も、異性が、トラブルの元になることってあるんですね。
お陰で葉は、キレイなまま。

↑やわらかそうなサラダ菜



↑ロメインレタス



↑スティックセニョール



↑サラダからし菜 



↑ミニちんげん菜


探求心旺盛でリーフ達にやさしく接する古川さんに感動しながらも、やはり食べることばかり考える私。
新しく知ったお野菜のレシピをあれこれ・・・食卓に急ぐ帰り道となりました。

「案外簡単」と言えども、無農薬で完璧に出荷することは、それなりの努力が必要だと思います。
それが自然の作り方だから・・・とおっしゃる古川さんの青々としたリーフ野菜。
その美味しさの秘密は、古川さんの努力とやさしさがスパイスになっている結果だとケイティは思っています。

今回リポートした葉野菜は、健康番組でも「抜群の美肌効果」と取り上げられたことがあり、簡単な知識として理解していましたが、それは事実でした。
古川さんも、また奥様も肌密度の高いつやつや肌でした。 私も早速!

みなさんも夏肌に向けて、いまから美味しく素肌ケアに取り組んでみませんか?

 


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